グラベルキングSK 40c インプレッション
街乗りMTBドロップのタイヤをグラベルキングSK40cに変更しました。
ホイールのCXD4はチューブレスレディなので、シーラントを使用しチューブレス化して装着。
特に問題なくあっさりビードも上がってくれて、スムーズに交換は終わっています。
まず、これは自分の環境では失敗したなというのが正直な感想。
やはり最大4barのセミノブパターンタイヤはほぼ舗装路オンリー街乗りには転がりが重い。
ブロックタイヤに比べれば良いものの、完全なスリックに比べると漕ぎがスムーズに行かない。
チューブレスの恩恵か、発進は軽いけれど伸びがイマイチ。
しかし高圧でないのに嫌な腰砕け感は無く、倒してもギャップを超えても非常に安定して素直に狙ったラインをトレースしてくれる。
寝かせた時に変に切れ込むようなこともなく、前輪荷重で一気に曲げるのか、ペダリングで後輪を回して立ち上げるのか色々な遊び方ができる。
石畳やタイルといった凹凸も非常に高いレベルで振動をいなして、様々な路面状況で全くハンドリングに不安が無い。
ならばと未舗装路に持ち込んでみると、まさにグラベルの王者といった感触。
砂利や石が詰まった道も舗装路と変わらずに走破してくれる。
コーナーもブレーキも気負うことなく狙い通りクイックにバイクが動いてくれて、MTBのブロックとはまた違った面白さ。
街乗りに使うタイヤでは無いけど、CXやグラベルグラインダーに履かせたら非常に高いパフォーマンスを発揮することでしょう。
>>乗り込んで評価が変わりました。後日記事に追記しました。